ヨガの教え 八支則五戒五訓

2022年09月06日

皆さんは耳にしたことがありますか?
『ヨガの八支則(はっしこく)、五戒五訓』
知っているとおもしろいです。

Yama(ヤマ)
Niyama(ニヤマ)
Asana(アーサナ)
pranayama(プラーナヤーマ)
Pratyahara(プラティヤハーラ)
Dharana(ダーラナ)
Dhyana(ディヤーナ)
Samadhi(サマーディ)

 

ヤマ⇒禁戒 慎むべきこと
社会で暮らしている私達は人との関わりや社会の中で、自分の基盤となる日常生活がしっかりしてこそいい関係が作れるというを説いている。

・アヒムサ 非暴力
自分に対しても、他人に対しても暴力的であってはならないということ。自分も他人も大切にし、また自分のマインドも大切にする。苦しい呼吸をすることは体によくない。それは呼吸への暴力とも言える。攻撃的でない人の呼吸は人の呼吸をも自然に落ち着かせることができる。

・サティヤ 素直になる
言葉で嘘はつけても呼吸で嘘をつけない。人はだませても、自分はだませない。心配から呼吸が短くなる。長くしようとすると苦しくなる。苦しいくらいなら、最初から嘘はつかないに越したことはないのだ。

・アスティーヤ 盗まない
自分のものではないものは取ってはいけない。モノしかり、時間しかり、自由しかり。人は人の呼吸を奪っていることがある。人を不安にさせたり恐怖心を与えたり人の自由を奪う行動も。呼吸を通じて相手に伝わり、相手の呼吸をも奪う。そうならないためには相手を尊重し、お互いの空間を保つようにしたい。

・アパリグラハ 自分の身の丈を知る
自分の力量以上に仕事を引き受けると、こなしきれずに呼吸がきつくなる。自分の限界を知って受け入れる度量を見極めておくこと。物に執着せず必要なものだけを手にし、相手と分け合う心を持つこと。

・ブランマチャリア 禁欲
大事なのはパートナーとの信頼関係
パートナーとの間に築いた信頼は呼吸を安定させ、自由と落ち着きが芽生えてくる

ニヤマ⇒勧戒 すべきこと

・シャウチャ 清浄
ヨガを行う場所はもちろん、自分の部屋や自分に関わる場所をきれいにする。環境を整えることで体を動かすスペースに余裕ができ、深い呼吸ができるようになる。また、よい食事を摂ることで、体内をきれいにする。会話や行為、考えもきれいにしていく。

・サントーシャ 知足
今ここにあるものに満たされるということ。人は満足心を覚えない限り、もっともっとほしくなる。欲望で心は休まらないから、呼吸が荒々しく、決して心地よく感じることはない。一度満足することを覚えるとハートが自由になって、呼吸が楽になり、とても豊かになってくる。

・タパス 苦行
ヨガの修行においても日々の仕事においても、自分で決めたことを熱心に行い、努力を続けること。この社会のストレスは心と体に不純物を作る要因となる。気持ちいい呼吸をすることで不純物を取り除くことができる。合理的に熱を取り、前に進む熱をくれる。

・スヴァディヤーヤ 読誦(どくじゅ)
幸せの道しるべである哲学が記されたお経を、自分の中にすり込んでいくということ。毎日学ぶ姿勢を持っていることで、人は確実に新しい知識を得られる。それは、自分自身を成長させる糧になるのだ。

・イーシュワラプラニダーナ 祈り
インドでは呼吸は神からもらったギフトとされている。どれくらい呼吸が大切なものかを思い出して、感謝、愛、思いやりなどの自分にとって何か特別なものを感じながら呼吸する。自分に起こる全てのことを受け入れ、いいことも、悪いことも良しとする態度で接する。それによって傲慢さがなくなる。

アーサナ⇒座法
ヨガのポーズ
安定していること。ヨガのポーズは全て瞑想の準備段階であるというのはこのことから。

プラーナヤーマ⇒呼吸法
世の中のエネルギー全ては、プラーナであり、その神聖なプラーナを体に取り込むことにより、氣が充実し、そしてチャクラが開き、エネルギーがフローし、とてもパワフルになれる。自律神経、精神に安定をもたらす。

プラティヤハーラ⇒感覚制御
自分を守るためにある五感。この外に向いている五感を、内へ内へと向けていき、そしてより感覚を繊細にしていくこと。感覚をニュートラルに持っていき、自分を取り戻すようなことを指す。
全ての耳をふさいだら、本当の声が聞こえてくる。

ダーラナ⇒集中
どれだけ入っても出てこられる。呼吸を意識してきちんと自分の感覚を内側に入れることによって、一点への集中、そしてさらには、一点から、さらに大きく拡散して空間全体を把握するような集中までを指す。

ディヤーナ⇒瞑想
集中が深まった状態。多くのものごとや想念がモヤモヤと湧いてきてしまうような状態や、ざわめきが激しい心を、静かで滑らかにすることを瞑想という。また、その静かで穏やかな海の表面のような状態を瞑想状態という。瞑想は呼吸により、集中した意識から生まれる。

サマーディ⇒三昧(ざんまい)
あらゆる思考が静止する。自分と対象の区別がなくなり肉体的には、ほとんどの機能が失った状態。心と体が眠っているかのように、くつろいでいるかのように、心の働きはあたかも目覚めているかのように、豊かで幸せな気持ちになる。純粋な経験が最も大きく最も深く現れた時に起こる。
愛ともいえる。

 

どれかを、一つ高めても仕方がなく、どれもやり続けなくてはならないということ。
八支則とは奥深いものです。